テミストクレスが主人公でサラミスの海戦が舞台とあっては、世界史クラスタとしては観なければならい。 そんな思いで期待のハードルを上げて観たら、そんなでもなかったです。
敵将のアルテミシアが、ほぼ主役。
彼女がなぜギリシアを憎むのかがきっちり描かれていたので、入り込みやすかったです。
戦闘中はウォーマシンで、敵も味方も殺しまくるアルテミシア。
セックスするときも戦いみたいな演出なのが面白かったです。
ただ、肝心の戦闘シーンがなんかワンパターンで、前作に及ばず。
開始数分での、マラトンの戦い(過去回想)が一番良くて、中盤のアルテミシオンの海戦→終盤のサラミスの海戦とペースダウンしていく感じ。
ヤることヤったテミストクレスが、平然と味方の元に戻ってくるシーンは笑うしかなかったんですが、狙った脚本じゃないですよねえ?
‥1作目どんなんだったか確認したくなったので、近いうちに観直します。