キャベ

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃のキャベのレビュー・感想・評価

2.9
テミストクレスが主人公でサラミスの海戦が舞台とあっては、世界史クラスタとしては観なければならい。 そんな思いで期待のハードルを上げて観たら、そんなでもなかったです。

敵将のアルテミシアが、ほぼ主役。
彼女がなぜギリシアを憎むのかがきっちり描かれていたので、入り込みやすかったです。
戦闘中はウォーマシンで、敵も味方も殺しまくるアルテミシア。
セックスするときも戦いみたいな演出なのが面白かったです。

ただ、肝心の戦闘シーンがなんかワンパターンで、前作に及ばず。

開始数分での、マラトンの戦い(過去回想)が一番良くて、中盤のアルテミシオンの海戦→終盤のサラミスの海戦とペースダウンしていく感じ。

ヤることヤったテミストクレスが、平然と味方の元に戻ってくるシーンは笑うしかなかったんですが、狙った脚本じゃないですよねえ?

‥1作目どんなんだったか確認したくなったので、近いうちに観直します。
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