原作の伝奇小説全七章を劇場アニメ化した作品の最終章。
原作の、しかも同人誌版を今は亡きお友だちのイシグロ君に誕生日に貰って読んだのが10数年前。劇場版については三章以外は観たことない。
原作全体の内容は殺人鬼の人格を持つ主人公を取り巻く様々な怪事件を膨大なうんちく語りつつ解決する話なのだが、この最終章は主人公とヒロインが30分間ひたすら哲学チックな会話を交わすだけの内容。すごい地味。
何でこれを今さら観たかというと、仕事の帰りに電車で隣にいた高校生がスマホで観ていたのを覗き見してたらあまりにシュールな映像で気になったからである。