このレビューはネタバレを含みます
雪は音を吸い込んで、驚くほど静かな事を映像で表現しきっている。この事が2人だけの世界、2人が発する言葉をより鮮明に浮かび上がらせている。
全7章の答え合わせのための30分だと思う。これだけが異質な…
「式」でも「織」でもない原型の人格「両儀式」との対話。
初めに肉体があり、次いで肉体が人格を生み、最後に脳が知性を生む。
しかし近代人は知性が人格の統治者だと勘違いし、肉体を過小評価する。
普段「両…
主人公の男と女が、雪が降りしきる中、ただひたすらに語り合うだけの本編。女の長ったらしい独白に、時たま男が合いの手を入れる。それらの言葉は、文言としては格好良いが、中身は空っぽ。さすが『空の境界(から…
>>続きを読むこの物語を締めくくるにはすごく良いし、この方法しか無いのは分かるけれど、一本の作品として見ると、、、雪の降る町を坂の上から見下ろしながら会話しているだけなので…
ただ、雪が反射して、夜なのにちょっ…