原題『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』 (2003)
監督 : 三池崇史
脚本 : 佐藤佐吉
撮影 : 田中一成
編集 : 島村泰司
音楽 : 遠藤浩二
出演 : 曽根英樹、哀川翔、吉野きみ佳、火野正平、他
「デヴィッド・リンチが任侠ものを撮ったら」をコンセプトに、極道社会に予測不可能な超常現象が起こる、シュールな不条理コメディ映画。
実際にデヴィッド・リンチがヤクザ物のＶシネマを撮っても絶対にこうはならないだろう一作。
デヴィッド・リンチというより、90年代初頭の松本人志のテイストの方が近いかなと思いました。
というより、ただ単純に、
「三池崇史がやりたい放題の不条理ヤクザコメディ映画を撮ったら」映画。
あと、ラストの、あの出産シーンは、アレックス・ガーランド『MEN 同じ顔の男たち』の例のシーンを先取りしたかのようだった…
