おつやまインザハウス

なみのおとのおつやまインザハウスのレビュー・感想・評価

なみのおと(2011年製作の映画)
3.7
やっぱりどう考えても2回撮っていて、出演者はある意味で役者さんだよなぁと思う(未調査)

だとすると、役者では無い人に本人役になってもらって、本人の台詞を演じさせるという怖いことをやってるのかなどと思ったり、、

濱口監督のテーマの一つでもある演じる事に対して実験をしていた考えると個人的にはこれがしっくりくるかも

→違った。Z形式という撮り方だった

—-以外タルコフスキー 映像のポエジア(のレビュー)から
"観察は正確で具体的であるほど、それだけでユニークなものになる、
反復不可能なものであればあるほど、それだけイメージに近づく"

"芸術にはドキュメンタリズムとか客観主義といかいうものはありえない。
芸術においては、客観性それ自体が作家のもの、つまり主観的なものなのである"


"現実は、多くの因果関係によって条件づけられているのにたいし、芸術家
が掌握できるのは、ただその一部だけなのだ。芸術家に残されているのは、
彼が把握し再現することができた関係だけである。ここにこそ、彼の個性と
反復可能性がある"