コズモ

ほとりの朔子のコズモのレビュー・感想・評価

ほとりの朔子(2013年製作の映画)
4.3
青年団の映画監督作品。まず二階堂ふみの若さ特有の健康的なエロスが全編に渡り、画面に緊張をもたらす。ロメールの避暑地海ものの恋の鞘当てに東北地震を絡ませるセンスにも舌を巻く。何よりやり過ぎない演出が青年団のともすれば悪趣味になりかねない悪癖を回避していて、あくまでも彼らを脇に回して外部の俳優をいかしている。鶴田真由がもうちょいとおもったがあのくらいでよいのかもしれない。二階堂ふみと太賀が本当によい!
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