このレビューはネタバレを含みます
レズビアンのフランス映画。
高校生で幼かったアデルが、周囲の軽率な女友達に囃し立てられて、中途半端な気持ちで先輩の男と付き合うんだけど、
その頃美術系専門学生のエマ(女)と出会って、本当の愛を知っていくが…って話。
まだまだレズが簡単には受け入れられない社会の中で、少しずつ周りに2人の関係性が肯定的に認められていって、、
アデルが安心感をもって和やかな生活を築けていく過程は、感動したし心から良かったと思えた。
ーーそんな中で、エマを裏切る行為をしてしまい二人の関係は終わる。
しかも、エマがレズだからという理由で仕事が思うようにいかずに悩んでいるところで、アデルは男と浮気をしてしまう(レズを否定する行為をしてしまう)。
このへんからは、アデルに対する共感もなく、許しを請う描写ももはや虚しいし、冷めた目で見るしかなかった。
ま、フランス映画らしく、出演者は皆美しいし、ワインを飲んで語らうシーンは絵になるし、なんとなく素敵♡ てなるけど、
最終的になにを伝えたかったんだろう、、(´-ω-`)