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アデル、ブルーは熱い色のTKのネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な恋は永遠ではない。

運命的な出会いを果たして燃えるように恋をしていくところは愛らしいし幸せな気持ちになった。

普通ならカットや尺を短くするようなシーンも長回しをして自分が撮りたい作品を撮ってこれだけ評価されているのは凄いと思う。
特に裸のシーンはかなり刺激が強いが見入ってしまうくらい2人の体と絡みは美しい。

アデルは、17歳の時から大人びてるし目標があってとても賢くて良い子なんだけど、自分に対して素直なところはまだ子どもだったのかな…

エマは、自分の想いやアートに対して熱くそれでいてレズビアンである自分をちゃんと好きで、誰とでも仲良くなれる人当たりの良さがとても魅力的。
綺麗なブルーの瞳で真っ直ぐアデルを見つめる眼差しや仕草がとても素敵。

エマの芸術家としての成功のためには、アデルとの別れは必要だったのかもしれない。
でも、決して意味がなかったことにしないで、2人の綺麗な思い出や想いとして生涯残る恋だろう。
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