アデル、ブルーは熱い色のayのネタバレレビュー・内容・結末

｢ブルーは熱い色｣というタイトルにすごく惹かれた。
人生に偶然はないってサラッと言えちゃうエマがかっこいい。仲間に寄ってたかって責められるアデルを見るとまるで同性愛が悪みたいで、レズビアンだと友達から避けられ揶揄されてしまうのかなと思った。
過激な性描写がよく出てくる。俳優が搾取されてる裏事情を踏まえてこの作品を考えると全てが最高とは言えないが、同性愛の感情やレズビアンに対する周りの反応、恋の終わりがよく描かれてる。ラストの展覧会から出ていくアデルの後ろ姿が、孤独を生きる大人って感じがして切なかった。