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アデル、ブルーは熱い色のdeepbluecreamのネタバレレビュー・内容・結末

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

なんとも特別な映画でした。大好きです。アデル、いろいろむき出し過ぎ。この女優さん、新人さんみたいだけど、こんなにむき出しなのは後にも先にも無いでしょう。鼻水とヨダレとボサ髪が似合う!表情ってこうゆうことか。その集中的な輝きが力強く胸を打ちました。エマも一生懸命愛しててピュアに生きてる。自由を求める不自由もあったり。関係がほつれた時に決定的な二人の差異(バックグラウンドや価値観)が浮き上がるのが印象的でした。アデルは最初は地味なイモい感じなのにだんだん青を着るようになって成長、一方エマは青を着てたのにだんだん着なくなって黒?“新しいエマ”になって行ってるのがいいです。金髪になったあたりから流れは決定的だったという。手に貪りつく姿や青いワンピのアデルが不憫でウルッと来ました。このloveとlustの行き場の無さよ。
あと何度かあるデモのシーンがフレッシュで素敵でした。
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