このレビューはネタバレを含みます
DVDで。
久しぶりに観賞。
出会いから別れまでを描くラブストーリー大好き星人なので、こちらの映画も楽しく拝見させていただきました。
高校生のアデルが青い髪のミステリアスな女性エマに惹かれるお話。
アデル役のアデル・エグザルホプロスはこの映画で覚えました。
役と一緒の名前!ぽかんと半分開いた口が可愛いです。
あとボロネーゼの食べ方がモグモグしててわんぱくだった。
アデル・エグザルホプロスとレア・セドゥのW主演だけど、お話はアデルが主人公で終始彼女目線で進む。
アデル目線から見るとエマはミステリアスで惹かれるのわかるんですよ。見た目がレア・セドゥだし。
でも、今見ると高校生に手を出すのはダメでしょう。エマは美術学校に通ってるって設定だけど成人してるでしょう?ね。
お互いのお家でディナーをごちそうし合うシーンでお家の格差?を表現しててここら辺で「このふたり上手くいかないんじゃね?」ってジャブを出してくるのよい。育った環境が違うから好き嫌いは否めないもんね。
エマが青い髪から地毛?の金髪になってから倦怠期になって、アデルがエマのテリトリーに入るんだけど周りがインテリだから馴染めない。馴染もうとお料理作ってがんばるがやっぱり馴染めない。孤独を感じ、同僚の保育園の男性教員にフラっと浮気しちゃうんだよ。
それがバレてエマがブチ切れて、アデルを追い出す喧嘩のシーンが長くていたたまれない。
時間を置いてエマに復縁を持ち掛けるけどエマはもう次に進んでるんだよ。アデルは次にいけないんだよ。
ラストのエマの展覧会もアデルはワンチャン期待してたんだろうか。でも結局、エマはリーズと一緒にいるし、自分がモデルになった作品をみてその場を去ったアデル。切ねぇな。
たぶんこの映画のウリの激しいセックスシーンはなくてもいいかなって思った。ちょっと長いよね。
後からレア・セドゥが監督を批判していたインタビュー記事を読んだので尚更そう思った。
公演で寝そべってアデルがエマにキスしたくてたまらない顔でエマにキスしちゃうシーンの方がエロティックだったよ。