Minami

アデル、ブルーは熱い色のMinamiのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
4.0
色がきれいな映画だった。そして切ない。でも終わったあとはさっぱりとした気分。なんか物足りないけど、きっとお互い幸せになれる。お互いに素晴らしい出会いだったんだ。と思えた。きっと2人はずっと特別なんだなーと思う。愛し合っているから体を求めるし、正反対な2人だから惹かれあった。映画で学ぶことってたくさんある。改めて感じた。3時間という長さを感じないであっという間に終わってしまった印象。エマは最初の青い髪の方がよかったなー少年ぽくて。最初みたときはアデルはクールな子な印象があったけどエマと出会うことによってほんとはすごく寂しがり屋で泣き虫なところとかを引き出されて、アデルを成長させるものの一部分になったエマはすげえって思った。人間の弱く、醜く、愚かな部分を知っている分、エマは綺麗で、強くてキラキラしてて。彼女のそういうとこにみんな引きつけられるんだと思った。アデルは完全にエマへの一目惚れの出会い。これぞフランス映画って感じだったかな?驚きだったのは、エマと美女と野獣のヒロインが同一人物だってこと。
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