堅実な人生設計はしつつ直感のままに動くアデルと、地に足がついていないようにも見えるけれど自分なりによく考え実行するエマ。
2人の出会いから別れまで。
とてもリアル。アデルが無防備すぎてひやひや(笑…
同性であれ、ただ純粋に無垢に愛を与え、与えられる存在は偉大で美しい。そんな当たり前を見させられたよう。馴染みのない恋愛映画だが、正真正銘の愛の物語です。実に官能的ではあるが、不純さが微塵もなく、ただ…
>>続きを読む終始アデルの口元に視線を引きつけられた。
エマを求める素直な唇。
パスタを食べる汚れた口元。
無防備に眠る幼気な口元。
自分の前を通過していった大切な人。
今にも崩れてしまいそうなアデルの姿はつらか…
このレビューはネタバレを含みます
2014/04/05
セクシャルマイノリティーを扱っているので、もっと社会派かと思っていたらそうでもなかった。かといって恋愛映画というにはエマ一人のシーンがないことなども含めて、視点がアデルに寄りす…
このレビューはネタバレを含みます
この映画でとても印象的な『青』、いろんなシーンで目につく。
ー青で始まり青で終わるー
二人の絡みのシーン、観ている側が息を潜めてしまう。何の偽りもなくお互いを欲する美しさ。
自分も生牡蠣は食べられ…
原作との相違点が顕著に現れてますが、本作品にとってストーリーは二の次。もはや言葉なんて必要ないんじゃないかって。つい最近でいえば、グザヴィエ・ドランの『わたしはロランス』を観た時と同じ感覚。レアとア…
>>続きを読む女子高生アデルと、画家を目指す青い髪の女性エマが運命的な出会いを果たし、やがてその友情が愛情へと変化していく様子を描いた映画。
第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。
女性同士の過激な性描…
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