このレビューはネタバレを含みます
漁師のおじーちゃんのシルエットのショットは本当に適切な位置でのショットな気がした 正面からのカットは途中からなんとなくアングルとレンズが違ってなんでかなと思 詰まってる感じがした 適切な位置とレンズ…
>>続きを読む前日に『なみのおと』をみて余韻が残ったいるうちに翌日『なみのこえ 気仙沼』をみた
もうすごく良いという確信があったので、すぐに心がもってかれた
夫婦、友人、親子、同僚
それぞれの対話はそのとき2人…
「語り得るもの」と「語り得ないもの」。
「じゃなくて」のフェイント。
いきなりの逆光。
「生き残ること」というリアリティの形成過程が伺える。
「運良く生き残った人」は、運ではなく勘が原因のよ…
気仙沼で被災した人たちが、近しい間柄同士で話し合ったり、監督のインタビューを受けたり。被災から現在に至るまで、そして将来への展望を話していると、段々にその人が奥底に、固有に持っているものが顕れてくる…
>>続きを読むドキュメンタリーなのにどう考えても「映画」的なものが溢れ落ちている、カメラのポジション、編集のリズム......他にも何かあるだろうか。
着物屋のパートでは思わず泣いてしまった。さいごの上手く会話…
震災から2年が経った気仙沼の人々の対話を映したドキュメンタリー。『なみのおと』では震災の実体験がメインだったが、本作では今後の展望など未来への時間スパンへの言及も多かった。
皆、「起こってしまった…
◎ こちらも対面式のインタビューのドキュメンタリー。夜の気仙沼の景色が間に挿入される。
最初は斜め向かいから撮っているのに不意に正面のショットに切り替わると全然異なる表情で写るのが印象深かった。
2…
カメラの前で震災について語る、という非日常性が否応なくかれらを演じさせ、語りたかったこと・語らせたかったことを導く契機となる。そんななかで最後の夫婦、というか女は(まるで異様でないがゆえに)異様だっ…
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