津波を目の当たりにした人と、町民に避難を呼びかけていたため津波そのものを見たわけではない人(その後の瓦礫の山は目にしている)とでは、帰村率が異なるそう。これは考えも付かなかったな。
濱口が回想を用い…
これも同じ感想になる。
"聞く"ということが過去から現在に、そして未来に記憶を繋いでいくことの本質的な理解。
面白いって感想は全く浮かばない。けれど、"聞く"意味はあった。彼らが"語る"体験した…
カメラの前で震災について語る、という非日常性が否応なくかれらを演じさせ、語りたかったこと・語らせたかったことを導く契機となる。そんななかで最後の夫婦、というか女は(まるで異様でないがゆえに)異様だっ…
>>続きを読むなみのおとにに続きこちらも鑑賞。
監督が2人とも顔つき変わってて、かっこよくなってた。
やはり正面カットが、不気味というか違和感というか立ち上がってくる奇妙な像という感じがする。お化けか、と。
東日…
2011年3月11日に気仙沼で何が起きたかの会話。
会話の内容は「過去」だとしても、会話という行為は映画の「現在」で進行する。
記憶という台本はあるが、それを声に出しての会話はほぼ即興。何が起こるか…