よんぴる

魔女の宅急便のよんぴるのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(2014年製作の映画)
2.0
妖怪シェアハウスを観て以来、小芝風花好きが止まらず、その流れで鑑賞。
彼女はこの映画のオーディションで選ばれて、デビューしたらしいのです。

宮崎駿監督作のほうは公開当時に観たので、ストーリーの詳細まで覚えていませんが、基本的には同じで、魔女のキキが13歳になり、修行のために魔女がいない地で、独力で1年を過ごすというもの。

と基本的には同じものの、宮崎駿作のヨーロッパが舞台の設定から、日本人で日本が舞台となっている時点で少なからず違和感を覚えます。

また、残念ながら新人の小芝風花をはじめ演者が学芸会レベルで、観ていてある意味ドキドキします。

そして、最も残念なのは、CGのクオリティが低く、この作品で一番心躍るはずのキキのほうき飛行シーンがひどく、昔のワイヤーアクション映画を観ているようです。「ハリーポッター」の飛行シーンを徹底的に研究して、高速でなく低速でも自然に見えるように意識したとのことですが…

一番の疑問は、なぜ清水崇はこの作品の実写化をしたのか?ですが、監督本人も同じ認識のようで、このチャレンジで「ホラー監督」のイメージを払拭したかったとのことですが、逆効果だったように思えます…
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