てつこてつ

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間のてつこてつのレビュー・感想・評価

3.0
日韓合作ながらも、やはり、脚本、監督が韓国サイドなので、良い意味で韓国映画っぽいテイスト。

あまりにも壮大なテーマに、「こんな事、実際可能なんかい?」っていう疑問が細菌学や生命化学に疎い自分には最後まで残りながらも、アクション満載でカメラワークもカッコイイしで、中盤まではそれなりに楽しめた。

そもそも、ここ二~三年で最近の邦画も観るようになった身としては、西島秀俊がここまで身体を張ったアクション作品自体がとっても新鮮。それぐらい、主役として作品を引っ張る力がある。

韓国キャストも、ヒロイン役のキム・ヒョジンよりも、むしろ、イ・ギョンヨンやパク・へジュンといった、今の韓国映画界では欠かすことができない名バイプレイヤーが出演している事に驚き。

終盤の流れは、前半と打って変わって尻すぼみ感があって残念。ラボでピストル突きつけてる男に対して誰も警察呼ばないんかね??二人の妻の設定もやや雑だし分かりにくいなあ。
てつこてつ

てつこてつ