前半はウィザード、中盤は鎧武と他平成ライダー、最後はそれがクロスオーバーの豪華な筋書き。
この前半のウィザードの物語がウィザードらしい。
最後までずっと一緒にいたこよみの形見の指輪を安心して納められる場所を探して、、、。
魔法と悲しみと哀愁の果てに、ハルトとこよみの2人で紡いできたここまでの道のりを最後まで歩む決意と、2人だからこそ歩んでこれた力強さ、良い。
中盤以降の鎧武の戦国、いや、“戦極”の物語、なかなかお祭り騒ぎのややこしさ。
ここまでの平成ライダー達が“武人”となり、群雄割拠の天下獲りに明け暮れる“戦極”時代の話に、、、スゴい展開だ、これは。
平成ライダーがたくさん出てくるのにはめちゃアガる。
だけも、そのライダー達が“ご本人ではない”違う設定になってしまうとそのアガったテンションが「あぁ、、、」ってなってしまうのは気のせいか、、、。
実は鎧武と、その後のドライブ、ゴーストあたり。
この辺は時期的に本編のTVシリーズをちゃんと観れてなくて本筋の世界観を完全に理解できていない。
だから、この劇場版の鎧武の世界観やルールとテンションがそれをしっかり引き継いでいるのかはわからない。
武将×フルーツ、なかなか奇抜な発想のライダー、鎧武。佐野岳、アツい男。そして、このシリーズ、高杉真宙もいたんだな。カッコ良い。
この劇場版では過去の平成ライダー達が“アーマードライダー”、つまり武人が着る鎧的な意味合いで使われている。
織田、徳川、スゴい名前が。徳川家康、JOYかい。
色々あって、ホンモノの鎧武がその世界に迷い込み、仲間を奪われる。
そして、ホンモノのウィザードも仲間を奪われてその世界に迷い込む。
この群雄割拠の“戦極”時代で、“2人のホンモノ”が大切な仲間を取り戻すために。
この時代で仲間を失っていく徳川JOYとこの戦に乗り出していく。
戦いを、争いを、犠牲を無くすための、元の世界に戻るための争いの幕開け。
鎧武、そこそこホンモノのお城でのロケがあったり、スポット的に雰囲気をしっかり作ろうとしてて良い。こんな撮影許可、下りるんだな。
鎧武シリーズに出てくるライダー、それぞれ違うフルーツなのはわかってたが、全てが日本由来の武将系の鎧ではなくて、中国とかヨーロッパの鎧モチーフにもなっているのか。
そういう意味では見た目も根本的に違うということも今回わかった。
最後は鎧武のホンモノ陣の面々のライダー達が、別のライダーの力を、、、なかなか力技のインフレ展開。
最終的に、何と戦ってるかもよくわからなくなってくるが、そんな中でもウィザードの世界観とキャラクターがブレないのが素晴らしかった。
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