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わたしの名前は...のtAeKoのレビュー・感想・評価

わたしの名前は...(2013年製作の映画)
3.6
たくさんの赤が登場した。船の椅子、洋服、店のナフキン、店の看板に車。赤は
まちにいろをあたえるいろだとおもった。

二人が見つかってしまう前の色が、ネオンだった。ネオンは怪しさを感じさせる色だと思った。

モノクロ、セピア、加工された世界、画面の大きさ、画面の偏り、どんな時にどんな意味で使われてるのか、理解することができなかったけど、印象的だった。

彼が黙秘し続けたのはきっと、彼女が父にレイプされてたことを打ち明けられたら、彼女のプライドや今まで守ってきたものを壊してしまうというからという愛からではないか。だとしたら、愛の力はすごいと思った。
そして、いきる希望を失ったのなら、家族の元へ行こう、という気持ちで自殺した?


セリーヌが父親に誘いを目で断るシーン、遠足の前に、妹には手を出さないでというシーン、運転手がつかまったあと父と対面する時の無言のやりとりのシーンの演技がすごい。
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