いつかイムジン河の側で、韓国式の鰻を食べたい。
冒頭の場面で、北朝鮮の工作員の偽装家族がドライブに出かけた先で、「ここのお勧めは?」と尋ねて鰻を食べている。
短冊形に切って鉄板の上に並べられて、美味しそうにジュージューと焼かれる鰻!
ヘェ➰!こんな食べ方が有るんだ?!
イムジン河は、韓国側から北朝鮮が見渡す事が出来る観光スポットになっているとのこと。
韓国の家族は高齢者を敬い、件の鰻を食べるシーンでも若い者が先に箸をつけると、叱られる。
近くて遠く、隣の国なのに知らない事が多い。
高齢の韓国の方は、綺麗な日本語を話す…
その意味するところを知らない日本の若者が多くなった。
笑って、泣いて、従来型の北朝鮮スパイ映画とは一味違う楽しさのある作品となっている。