ナーガ

インセプションのナーガのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.9
Amazon Primeで以前見ていたのですが、テレビで録画しておいたものもあったので昨日テレビで観ました。タブレットで見るより迫力あるし、家族でワイワイ言いながら観て、途中で巻き戻ししたりもして、理解が深まりました。

夢の中では現実の20倍の時間が経過するとか、物理法則に従わない街も可能だったり、そうそう夢ってこうだよねという、小さい頃から多分みんなが持っていた「夢」の不思議さをしっかり描いてくれて、良いです。
あと、夢の中で死ぬと目が覚めるっていう設定は、「あれ?なんか最近そういう場面を他の映画で見たような気が‥」と思ったら、そう、「鬼滅の刃」ですよ。
それを家族に言ったら、その設定は「夢あるある」だそうです。そうなのかー。
夢の中で死んだらその夢を見ている視点がなくなっちゃうから、夢は無くなっちゃうということだそうで。なるほど。

ペンローズの階段の場面、好きです。2回出てくるけど、両方とも好き。何度も巻き戻して見ました。

上の階層で車が傾くと、その下の階層で重力の向きが変わったり、上で落下すると下で無重力になったりするのも面白い設定ですね。
それを表現するためにホテルの廊下の巨大セットを本当にグルグル回しちゃったらしいですね。でも無重力の表現はどうやったのかな、本当に落としっちゃった?

とにかくいろいろと夢のような映像が見られて、楽しい映画でした。

壮大な映像の壮大な映画なのに、主人公の目的が人類を救うとかではないっていうところが、面白いですね。
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