ちっちゅう

インセプションのちっちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2021.04.19(月)
独特の世界観がすごい。
少しずつ明らかになっていく設定。
何層下にいるのか分からなくなっていく自分の感覚が面白かった。
細部まで理解できていないと思うけど、引き込まれる作品だった。

ラスト、コマは倒れるのであってほしい。

某サイトで監督のコメントを読んだ。

コブはコマが倒れるかどうか見ずに子どもたちを見ている。
コブはコマを捨てた、ということ。

あの時点でコブはその世界を現実として生きることを
決めたのだろう。だから子どもたちの顔を見た。
ロバートもコブも生きる場所を自分で決めた。

サイトーの望んだ「会社を潰す」という行為も
別の意味を含んでいるのかもしれない。

とんでもなく深い作品だったのだな。