快

インセプションの快のネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい
2時間半があっという間だった

まず撮影技術と映像のクオリティが半端じゃない。序盤からうわぁなんじゃこりゃって圧倒される映像に目が離せなかった。これでも公開して10年以上とは恐るべし。

ストーリーは一見難しそうだが、登場人物たちが会話の中である程度説明してくれるのでそれほど深く考える必要はない。何となく見ているだけでも十分に理解出来た。ただ最後にコブが子供たちと再開するシーンでコマが倒れなかったことだけは納得出来なかった。調べてみるとクリストファー・ノーラン監督がこんなコメントを残していた。「最も重要なことは、あのシーンでコブがコマを見ていないということだ。あの時彼は、コマではなく子供たちを見つめていた。コブはコマを捨てた、ということなんだ。」つまり現実か夢かは重要ではなく、子供たちと共に過ごしたいという自分の願いこそ大切にすべきだと。
このコメントに非常に納得した。
快