ユリアン

インセプションのユリアンのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1回目酒飲みながら見たら本当に訳わからなすぎてみてないのと同然て感じの着地になってしまったのでちゃんと観て記録
(ノンアルで見てもこりゃなかなか難しいでしたが意味はわかった…)
最近小説の『パプリカ』を読んだばっかりなので、夢という潜在意識の中で起こる波乱や事件というテーマに改めて興味が湧く。夢のなかからさらに夢へ行く多重構造、深く潜るほど時間の間隔が長くなる、そして鎮静剤を使っているのでうっかり死ぬと虚無に落ちる…という恐怖設定がノーランすぎる。モルが狂ってしまった理由がずっとわからなかったと思ったら最後にちゃんと腑に落ちるし、タイトル回収だしそこにこの映画の全ての伏線が詰まっている感じがやばい。そこに穴開けたらブラックホールのように全て吸い込まれてしまいそうなくらいハイライト。
個人的に、激ヤバ案件を実行する6人のパーティーのメンツが推せる。最後まで上手く騙されてくれるターゲットがキリアンマーフィーなのもいいよな。
ユリアン

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