「サウスパーク」でスタンの母ちゃんが言ってた「複雑に入り組んだアイデアと、面白さはイコールではないでしょ!」という批判はごもっともだと思うけど…
「ダークナイト」以降の(ちょい失礼な言い方だけど)頭でっかちSF大作のライン…自分はやっぱ嫌いになれないなぁ…w
知的好奇心をくすぐる…というより、どうしても「分かり易い説明は出来てない、背伸びしてる中学生のアイデア」に見えちゃうんだけど、そこが魅力でもあるし。前半一時間くらいかけてる(ルール説明)のパートも『成る程、成る程』ではなく『うん、よく分かんないけど、なんかかっちょイイねw』というスタンスで、比較的楽しめる。
騙し絵の階段、車道に唐突に現れる列車、無重力ホテル…等々、実際にブツを作っちゃうこだわり・予算の使い方も、大変好ましいところ。勿論、豪華キャストの“チームもの”アンサンブルも、この座組で続編観たくなる程魅力的。(特にイームス×アーサーに萌えたw)
第三階層の雪原が他と比べて面白みに欠けたり、コブが個人的に抱えてる問題には『お前はもうこのミッション降りろや…』とやきもきさせられたりしたけど、総じてやっぱり「嫌いになれない」…というより「面白い! 好き!」のフォルダだな…!w