ディアマンテネグロ

インセプションのディアマンテネグロのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.6
夢--現実の境目が曖昧になる映画。

夢の中に入ってアイデアを盗む・植え付けるという設定だけで映画化が出来なかったのか。主人公と妻とのプライベートな関係の設定が、綯い交ぜになっている事によって複雑化している。むしろ無理やりねじ込んだ感さえある。

カフェの爆破シーン、街が折り込まれたシーンなどのアクション系のシーンは見ごたえがあって良かった。

個人的には、脇役の御曹子が勝手に巻き込まれ、雑に扱われ、何度も眠らされては殺されるのが非常にかわいそうだった(苦笑)