温故知新

インセプションの温故知新のレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
3.5
有名作品だし観なくてはと予々思っていたけど、やはりそこまで好みでなかった。
自分がなぜノーランの作品に惹かれないのか考えてみた。
ノーランは、自分が作りたい画作りと時間経過のフェチが作家性のいちばんの特徴だと思う。
それが先行しすぎてて人物描写が希薄に感じるのと、フェチ先行なのに理詰めのインテリですっていう仮面をかぶってるところが鼻につくんだな〜と笑
たしかにホテルの無重力感はすごかったけど、よくわからないところも所々あった。
・奥さんのモルが夢に囚われた理由がよくわからない。(子供が亡くなって夢でしか会えない、とかならわかるけど子供はどちらも健在)
・自殺すると虚無に落ちるけど、キックのきっかけは高いところから落ちる事(自殺とおんなじでは?)
・企業の息子の夢にインセプションしてるのに最後の4層目?はディカプの思い出なのはなぜ?
自分が理屈の説明を聞き逃してるだけかもしれないけど、鑑賞のためにそこまで頑張んなきゃいけないのかなと思う笑
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