Yuichi

インセプションのYuichiのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

相手の夢の中にはいって、機密情報を抜き取る産業スパイが活躍する世界という、SFの世界観の話。

いい設定であり、映像もとても面白い。
映画館で見ておけばよかった。

じょうほうをぬきとるのではなく、相手の頭の中に情報を植え付けれこと、インセプションを目的として、しんちーむがけっせいされ、作戦が練られ、そして実行される。

この作戦を立てるまでのチームが集まっていくところがとても面白い。世界のルールの説明をしながら、パーツが集まっていき,見ている人間は世界のことを学ぶことができる。丁寧であり且つ飽きさせないストーリー展開。さすが。

途中からは、インセプションできるかということ以上に、ディカプリオが家へ帰れるか、抱えている精神的な悩みを克服できるかが並走していき、その結果、夢も複雑になるという構成もまた面白い。

精神分析学を研究している人は、これを素材に何かできるんじゃないだろうか。

最後は最後で、夢なのか,夢じゃないのか、ギリギリまでわからないようにしている構成もまた面白い。

エンタメとして最高。
Yuichi

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