にしん

インセプションのにしんのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.7
まさにノーラン節です。
夢なのか夢じゃないのか、観ているこちらも分からなくなります。

空間や時間の使い方がものすごく上手です。
難しい内容ですが、まとめて整理すれば十分理解できます。
できれば二回目を観て理解するのがいいですね。

演技も素晴らしいです。
ディカプリオや渡辺謙を筆頭に緊張感を伝えてくれます。

話の随所に伏線がこれでもかと言わんばかりに散りばめられており、全て回収されてます。
初見で全て見つけるのは難しいと思いますので、二回目以降で探しながら観るのをオススメします。

あのオチも個人的には最高です。
様々な議論がされてますが、結論は出ているようですね。

一点、起承転結の承に至る場面が駆け足だったように感じます。
それも深く考えないようにさせるテクニックだと言われれば納得してしまうほど軽微なものですが。

ノーラン監督作品にあれこれ言うのは野暮ですね。
前情報一切なしに観ていただきたいです。
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