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インセプションのtkmのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
5.0
ノーラン祭り!IMAXで観てきたよ!
※markし直しました

前に観た記憶が大したことなくてびっくり。ほんの序盤の、断片でしかなかったんです。なぜ忘れている…?夢だったのか?否、今回改めて初見のような気持ちでのめり込みましたよ。
こ、これは大好きな世界!

記憶はないが、過去にも観終わってまず「ここは現実世界か」を確認したことは思い出せた。さて、どうやってここが現実世界かを確認しようか。

まぁそれは置いといて…。

ここで自分の夢の話。
若い頃に見た夢の中で「これは夢だ」と気づく事があった。夕暮れどきに、見渡しのいい場所で突如2次元の"カールおじさん"に遭遇し、恐怖のあまりここから出なきゃ!覚めなきゃ!と乗っていた自転車ごとバク転する。地面に頭を打ちつけて死のうとするのだ。そうすれば覚めると。

インセプションの世界と違うのは、頭を派手に打ちつけているのに痛くも痒くもない。死ねない。夢から抜け出せず焦る。結局、自然と目は覚めたように思う。

コブたちは(正確にはアリアドネやアーサーたちが)3層、2層、1層と順にキックで現実に戻ってくる。少しでもタイミングを間違えば虚無に取り残されてしまう。それに、訓練受けてるなんて聞いてないよ。狙われまくり。なんてリスクだ。怖い…!
※追記
このキックに関しては諸説あるようで考察サイト教えてもらったら、止まらない。
虚無からは死で現実世界に戻り、各層からは同時なのか上層なのか…など考え方があるようだ。

コブの潜在意識と記憶、モルの存在と過去、現在。コブが過去に「インセプション」したもの。失敗、罪悪感。

ストーリーは薄いかもしれないけど、コブとモル、ターゲットのロバートと父親それぞれのストーリー、わたしは染みたよ。
これ以上やってたらあと1時間は必要でしょう。はて、現実世界の1時間は映画なら何時間…?

結局コブは最後、サイトー(KEN WATANABE)を深い層(虚無?)で救えたのだろうか。ほんっとハラハラした。
現実に戻ってきたかに思えたあの世界は果たして?トーテムはあのあと動きを止めたのだろうか?

私たちは、今いるこの世界が現実世界だと証明できるか。どうやって証明する?
自分のトーテムを持っておきたくなった。

〜ここから余談〜
※どうやらラストの世界が現実か否かを見分ける方法?があるらしい。なるほどと思った。気になる方は検索するのだ〜!

※4DXではイームス(トム・ハーディ)にキックされるらしい。キックされたい!起こされたい!4DXでも観るべきか…!?でも雨に濡れるんだよね?むむむ。

※ アーサーことジョセフ・ゴードン=レヴィットのスタイリッシュなイメージ。「(500)日のサマー」を見たのが先か、「インセプション」を見たのが先か。多分サマーの方だと思うが、スーツのキマった彼がめちゃくちゃ印象的だった。好き。

他にも色々拾ってたらリアル時間で何時間かかるか分からないのでこの辺で。

長すぎてここまで読んでくれた方はどれだけいるのだろうか。テネット楽しみだぞー!
おしまい。

2015/8/16 初回mark ------------------------
※ノーラン祭り2020年8月に映画館で観てからもっかい感想書きます!※

夢の中の半リアルと儚さ、もろさをこんな風に具現化するなんてすごい。。ハラハラする。

と、衝撃を受けたはずなのに、タイトルを見ても作品を観たことを忘れていて予告編を見直すほどだった。夢だったのか、はたまたもう一回見ろってことかな?
tkm

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