もち吉

インセプションのもち吉のネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

夢の中で夢と気付くのは難しい
元々は標的と夢の中で接触し、情報を抜き出すのが仕事
インセプションは逆に情報を植え付け、現実での行動を変えさせるというもので、深層まで潜り込み深くに刻まなければいけない
今回の仕事のインセプションと同時に主人公コブは過去の自分のやったインセプションで失った妻の幻影を夢の中で見続けている

夢の中で夢に入り、更にその夢の中へ
何層にもダイブしていく
1層目で銃撃戦をくぐりながらドライバー以外が車の中で2層目へダイブ
2層目でも一人を残してダイブ
そうやって夢に入ってる仲間を守りつつ深層へ潜っていく
夢の多層構造が少し複雑でおさらいしながら理解を深めて繰り返しみても楽しいだろう

ターゲットのロバート、そしてコブにも優しい結末
現実と夢の判断基準に使うコマが回り続けるか止まるのか
というラストシーンでいろいろ想像を呼んでいるみたいだけど、止まる予兆を見せてのカット切りだったので素直に現実と受け取っておく
あれがブレもしないで回り続けている所で切れていたら、、
もっとゾワッとしたかも

難解でシンプルなレビューにするのが難しい
なぜ1層目でいきなり列車に襲われたのか、とか
細かい伏線回収も好きだった
もち吉

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