相手の思考に入り込み、アイデアを盗む、という前振りばかり聞いていたのでてっきりSFクライムアクションかと思いきや、真髄はそこにあらずという感じで痺れました。
渡辺謙はあいかわらず渋くてカッコ良い！
クライマックス付近では途中で誰がまだ残ってるかわからなくなったり、どこの層に誰がいるんだっけ？あれ？とか、時間の流れ方の違いだとかに混乱したりもしましたが、現実のようでそうではない、緊迫感にあふれるアクションは一見の価値あり。
スッキリと後味の良い作品とは言えませんが、結末は自分の手でご覧になることをお勧めします。はたしてコブは幸せになれたんでしょうか。
個人的に好きな映画の5本指には入る作品です。
