映画が終わってもエンドロールを飛ばしてはいけない作品個人的No.1
有能なスパイたちが誰かの夢に潜り込み、バトルを繰り広げるSFアクション映画。
だが、主人公よりも相棒たちの方が更に有能で、諜報部員的ポジションも圧倒的戦闘力をもって敵をなぎ倒していく。
観終わったら、ディカプリオを差し置いてアーサーやイームスの事が忘れられなくなっていた。
エンドロールでは最後にある音楽が流れ、エンドロールと音楽の切れ目が同時に訪れることで、現実世界にいるはずの私たちも「キック」されて『インセプション』から目覚めることになる。
とてもにくい演出で、映画を介した没入体験は迫るものがあった。一種の集団幻覚的な作品。