遂に見つけた。究極のアンビエント映画といってもいい。壮大でリアルな音と自然と命のストーリーのみならず、ファンタジーすらぶっ込んでくる、これは文句無しの傑作。
リアリズムを描きながらもアニミズムへの…
公開当時劇場で。
小さい劇場で一日1回しか上映されないためか満席。
今どき珍しい35ミリフィルム映画。
長い映画ではあるけど退屈ではなかった。
後半ファンタジーのにおいがしてくるけどそれもまたよし。…
新藤兼人監督の「裸の島」を思わせる映像美。おじいが神の声を聞くシーンは感動的。蔦監督がトークショーでジブリ作品を意識したと言う幻想的な演出により、祖谷の大自然はより生き生きと輝いて見えた。これが自主…
>>続きを読む可愛らしい女子高生が山奥に。思ほえず ふる里にいとはしたなくてありければ 心地まどひにけり…のような話なのかと思って観たが、違った。茫漠とした 自分の手に負えないものを見せつけられた。くらくらする映…
>>続きを読むSFでもファンタジーでもない、現代の民話のような作品。
トンネル工事における対立や研究開発への圧力などが客観的な視点で表現され、田舎にも都会も共通して存在する生きづらさや、もはや誰にもどうすることも…
2014年に観た邦画ではベスト3に入る問題作。
若手の監督さんが35㎜フィルムで秘境に住む人々の生活をリアルに描きます。もちろん、山の風景や木々の匂いも伝わってくる自然の美しさをフィルムで撮った映…
あのカットが良かったとか、あの台詞が良かったとか、そんなことじゃなくって、この映画の中にある、すごく大きな何かに、ただただ圧倒されてしまった。少女と一緒に山で生き、都会へ行き、そして深く考える。私に…
>>続きを読む全編約170分の静かな映画。それでも眠くならず、ずっと観てられる。
とにかく35mmのフィルムに収められた祖谷の情景が美しい。
オープニングの主人公はるなの登校シーンだけでも、「観て良かった」とい…