序盤から、その映像の重さに愕然とする。確かにフィルムでしか捉えようのない画だ。最初のワンシーンでこの映画が込められた思いが伝わってきた。この映画は本当に集中して観なければと感じた。
ストーリーは改…
公開当時劇場で。
小さい劇場で一日1回しか上映されないためか満席。
今どき珍しい35ミリフィルム映画。
長い映画ではあるけど退屈ではなかった。
後半ファンタジーのにおいがしてくるけどそれもまたよし。…
新藤兼人監督の「裸の島」を思わせる映像美。おじいが神の声を聞くシーンは感動的。蔦監督がトークショーでジブリ作品を意識したと言う幻想的な演出により、祖谷の大自然はより生き生きと輝いて見えた。これが自主…
>>続きを読む可愛らしい女子高生が山奥に。思ほえず ふる里にいとはしたなくてありければ 心地まどひにけり…のような話なのかと思って観たが、違った。茫漠とした 自分の手に負えないものを見せつけられた。くらくらする映…
>>続きを読むSFでもファンタジーでもない、現代の民話のような作品。
トンネル工事における対立や研究開発への圧力などが客観的な視点で表現され、田舎にも都会も共通して存在する生きづらさや、もはや誰にもどうすることも…