我が身。自分のこととして受け止めないと。
共産主義者を、そう決めつけられた者も含めて1000人殺したという主人公。その仲間たちが、当時の尋問・拷問や虐殺を自ら演じて再現する。
彼らは現政権にと…
彼等"英雄"(実は元々ただの街のチンピラでそして今はもはやヤクザ)が高らかに言い放った弁、「俺は国際法を信じない、ジュネーブ条約?なら俺がジャカルタ条約を作ってやる、勝者が歴史を語る、俺は勝者として…
>>続きを読むまずその史実と、虐殺の再現を加害者本人達に演じてもらうというコンセプトが凄まじい。
その撮影風景は最早コントなのに笑えない、シュールな狂気。そして時折、しっかり捉えられる加害者達の虚無感。
過去…
このレビューはネタバレを含みます
・やばい映画だ
・この人たち、みんな、人を殺したことがあるなんて、、、、、
・有用な殺人ティップスが笑顔で語られる、マジかよ
・14歳の女の子をレイプする〜みたいなくだりは血の気引いた、冗談で済まさ…
にこやかにコメディ感のある虐殺の再現(やめてー、家を壊さないでー)で、周囲が笑ってるこの薄ら寒い感じがゾッとする。
いかに効率よくやったか、気分転換に何をしたか。今起こっているガザ地区でのイスラエル…
正義や常識なんてもんは、時代と環境によって変わる。
その時代、その土地に生まれたことがすべてだのだろうと思う。
だから時が進むにつれて、一変することもあって当然。
酷いし軽蔑するが、それは一変した…
© Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012