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ボーグマンのmのレビュー・感想・評価

ボーグマン(2013年製作の映画)
3.0
ボーグマン(ヤン・ベイヴートさん)が綺麗になっていく作品。不覚にもヤン・ベイヴートさんのダンディな美しさにやられそうになってしまったシュールな一品。

フォロワーさんに教えていただいた作品でまさにパケ損しているのが残念。B級ではあるもののパッケージで見るような卑猥そうな作品ではないので、もし手に取る機会があれば観てもらいたい作品。

神父に追われる男ボーグマンがある一家にパラサイトしていく話なのだが、男の目的は一切描かれない。神父に追われていたということは悪魔的ななにかか?パラサイトしていく様を見ていると人成らざる力を持っているようで地球外生命体か?(冒頭に少し説明があるからこちらが有力かな)そんなことを推理させられるが、今作の答えは一切描かれない。監督も観客に委ねると言っているらしく、その真意は定かではない。

ただ私は地球外生命体による青春ストーリーのように見えて楽しかった。絵も素敵で、その中でイキイキと過ごし、人間に触れて、自身の邪悪な面も理解しながら子供と接していく。目的は定かでは無いが、ラストの走り去る姿が印象的な作品だった。人間側からしたら理不尽以外のなにものでもないが、地球外生命体は一貫して楽しんでなにかを遂行しているように見えた。

とにかくシュール。ただ絵の作りが素敵。
面白かったです。
ジャケットに負けず借りて欲しい。癖になる作品。

ストーリー : ★★★★☆
映像 : ★★★★★
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★★☆☆(スーツ姿のヤン・ベイブートさん好きだった笑)
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
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