オカルト博士

ブラインド・フィアーのオカルト博士のレビュー・感想・評価

ブラインド・フィアー(2012年製作の映画)
3.5
占拠された最上階のペントハウス。
逃げ道はない―。

盲目の女性 vs 二人の強盗犯!
これは、なかなか面白いサスペンス作品でしたね。自分は監督のジョセフ・ル-ベンのサスペンス作品は結構好きなんです。そりゃ面白いハズやね。

盲目の女性(ミシェル・モナハン)は恋人の男性とペントハウスの最上階に住んでまして、彼女がちょっと買い物に出掛けて帰ってきたら、恋人が殺されてるんです。犯人はまだ部屋に居てます。どうやら、殺された恋人は犯人たちの金と宝石を盗んでたみたいで、彼女は犯人たちにそれは何処にあるんや?みたいに問い詰められる話です。その知らぬ存ぜぬの攻防ですね。

何も知らずに買い物から帰ってきた盲目のヒロインが部屋中を歩き回るシ-ン~部屋には恋人の血まみれの死体が転がってます。犯人も凶器持って立ってます。何も気付かないヒロインをカメラで追って行く画はまるで『ほんとにあった!呪いのビデオ』の心霊投稿映像のようです。☆

思ってたよりスト-リ-は小粒な感じでしたが、これはこれで楽しめます。
たぶん、作り手側は普通のサスペンス作品を撮りたかったのでしょうね。
つまり正統派サスペンス作品なんですよ。テレビのお茶の間でも見れるような感じの。だって、考えて見て下さいよ~主人公は善良なキャラで盲目の女性、つまり障害者です。そんな主人公をめちゃくちゃに痛めつけたり半殺しにするわけないじゃないですか…★
だから、凄くサスペンス過ぎてもアカンやろうし、ホラーでもアカンとゆうのが見解です。

でも興味深いのはこのラスト~
このラストの意味は大きい☆