Ki64

エグザム:ファイナルアンサーのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

1.8

このレビューはネタバレを含みます

私…スゥーー…
全てのクソ映画を、制作前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全てのクソ映画を、この手で

――!
その祈りは――そんな祈りが叶うとすれば、それは時間干渉なんてレベルじゃない!

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生き残りを賭けたバトロワ就職試験。
なんか既視感のある設定だな…と思ってたら『ヘッドハント』だった。こっちは仕事のミス=タヒ、って内容だったけど。

序盤はまぁ密室に閉じ込められた5人の面接時の様子などを振り返ったりしてまだ観れるんすよ。一応先も気になる雰囲気だし。

一向に次の部屋に進まないな~と思ってシークバー見たらもう半分すぎてるwwどういうことなの…

このワンシチュエーションでいくのなら人物とシナリオの魅力が必要不可欠になるんだけどどちらも完全に不足している。最悪ってほどではないんだけど惹きつける力はない。
だからはよ先進んでってなるんだけど、番号入手してやっと次のステージに行くのかなとスカしを喰らったガッカリ感も痛い。

設定の作り込みも、中学生が休み時間に考えたようなもので、甘さが目立つんだよな。初手通報の封じ込み抜けとか。
終盤の『え、じゃあこのバトロワやる必要全くなかったじゃん』ってなる奇をてらったかのような展開もこちらの意表を突いてるように見えて完全に悪手でツッコミどころでしかない。意味不明

誰かがバトってるときの外野の様子も、出来の悪いバトルマンガみたいで茶番感が加速する。

変わったワニの話をするシーンだったかな?質問に対して間髪入れずに話し出すもんだから間の取り方が悪く芝居感が出ててこの辺も酷い。


始まって30分位はまぁ観れるんだけど、期待を悪い意味で裏切られるなかなか辛い1本でした。
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