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世紀の人たらしによる里見八犬伝！
彼の脚本と交渉術によって当時の天才達があれよあれよと集結してく様は手に汗握る。大興奮。
語りべであるホドロフスキー本人のテンションが当時のままだから映画を観てるこっちまで彼の雰囲気に飲み込まれてゆく。
すごい人物だ。このドキュメンタリーが撮られた当時で84歳だが20代の男の子がしゃべってるみたいに淀みなく、迷いなく、嬉々として語る。
自分の夢を信じてるんだ。超人でしかない。
彼にはDUNEを撮るという夢があってそれは誰にも犯せない。本人の手によってですらその夢を変えてはいけないと本人が語っていた。
普通、老人が昔話を交えて語る夢の話なんて誰も聞きたくない。そんなの普通ならこっちがお金を貰いたいくらいだが、ホドロフスキーが語ってくれるのなら話は別件バウワー。
もっと聞かせて！もっと聞かせて！
である。
最高のドキュメンタリーだった。
