魂の戦士というアシッドな概念とSF映画の水脈が学べる素晴らしいドキュメンタリー。とにかく元気がもらえる。『エルトポ』とか『ホーリーマウンテン』とか完全にカルトの人と昔は捉えていたが、とにかくすごい芸術を作る事に捧げた情熱家であり『エイリアン』『ブレードランナー』などの重要作に関係する人だったと今更知る。
この『DUNE』が潰えた事でメビウスと『アンカル』などのバンド・デシネを作る事にもなる。ホドロフスキーは漫画も結構面白く『ファン・ソロ』などは過去作のような世界観が色濃く出ていてかっこいい（実際「リアリティのダンス」などの一環で映画化の候補に上がっていた様子）。その流れでバンド・デシネ翻訳家の原正人さんのトークも聴きに行ったが面白かった。
