こっわ…なに…こわいよ…
でも観終わったあと心が満たされてるのはどういう感情なの…それもまたこわい…(そこがまたいい)
常に不穏な空気が流れていていつ何が襲ってくるかわからない恐怖や、フランシスとトムの思わせぶりな距離感にドキドキしたり、色んなことをトムと共有しながら観てたのにいつの間にかトムも狂いだして「えっ!?!?」って。
フランシスみたいなサイコ野郎からは逃れられない…って諦め半分でノーカントリーのハビエル・バルデム思い出してた。
グザヴィエ・ドランが本当に美しくて、首絞めシーンとかもうお耽美…。
口裂けギリギリの傷跡もまたたまらなくて…あれ…私の中にフランシスいる…?
全体的なボケみとか色味とか、
ダンスシーンのカット割や網戸越しのトムなど撮り方がやっぱり綺麗。
人には勧めずらいけどとても好きな作品でした。