このレビューはネタバレを含みます
いやぁ、難しかった…
一周見た後に、ざっと二周目を見た。
サスペンスと聞いてた割には、わりと愛の話なのでは？と思った。愛？っていうのもおかしいな、二人がどういう関係だったのかわからない、フランシスがゲイだったわけじゃないと思うし、でも主人公はフランシスを少なからず死んだ恋人の代わりにしていて、共依存の関係だったから暴力的なあの生活があったんだと思うんだよなぁ…
にしても説明少ねえ……
後はドランの圧倒的な総受け感。この人抱けるわと何度思ったことか。
わからないのは死んだ恋人がバイだった事と最後なんで逃げ出したん…って事。いや、俺の読解力が乏しいのはわかるがわからねえ。
なのに最後急にフランシスがUSAのジャケット着て、エンディングでは「アメリカにはうんざりだ」。そこはわかりやすっ！！！でも、なんで急にうんざりなの〜〜…、わからないのが悔しい…演出に対してありきたりな解釈しかできないのが悔しい…
そもそもフランシスがトムに依存したのは弟を重ねたからじゃないよな…、女を抱いた（?）からゲイじゃないと思うし、でもどっちかじゃなかったらトムを引き止める理由がわからないんだよなぁ…
とか色々考えながらインタビュー見たら大体わかった。
フランシスは孤独かあ。なるほどなぁ。誰でもいいから関わりたかったとかそんなんなのかな。トムもストックホルム症候群と聞いて納得。
ただ、母親を描きたかったっていうのに、なるほどわからん、もう一回見たいなぁって思った。
ドランが演劇と比較した映画について話すインタビューが面白かった。
母がいるリビングで見たので男二人の顔が近くて、おっぱじまったらマズイ！！！ってずっと思ってた。それぐらいフランシスが男性的で、トムが女性みたいだった。
わりと好きだったー。他のも見たい
