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トム・アット・ザ・ファームのg8のレビュー・感想・評価

3.8
息の詰まるような閉塞感と緊迫感が終始映画を支配していた。それは母と息子の狭い人間関係から生まれる歪みや、そこに取り込まれていく主人公の歪みがうまく描かれていたからだと思う。
ラストに向けての流れは速く、前半ではまだ抑圧されていたそれぞれの感情が溢れ出していく。
そして何よりタンゴを踊るシーンが艶かしく、美しい。
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