&y

ドラッグ・ウォー 毒戦の&yのレビュー・感想・評価

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)
4.0
【2014/1/29:シネマカリテ】50本も撮ってるジョニー・トー作品、初めて観た。とにかく死にたくない人の話。噂に違わず面白かったです。
生きることに執着しまくる主人公や聾唖の兄弟(強ええよ)の見せ場の多さに対して7人組の活躍がちょっと少なかったのが物足りなかったけど、あれ以上要素をプラスしたらガチャガチャしちゃうのかな。警察側もみんなキャラ濃いし。クライムアクションはやや苦手ですが、これは緩急のつけ方など意外性があって好きです。
主人公である犯人と刑事に信頼関係など皆無で、そのドライさがそのままラストの(ある意味最も暴力的な)シーンにつながっていく。このラストがわたしは一番怖かった。銃撃戦みたいな爽快さもなく、ただただ背筋が凍った。
女性刑事の女優さん可愛かったなあ、壇れいに似てた。
&y

&y