笹川パンダ

ドラッグ・ウォー 毒戦の笹川パンダのレビュー・感想・評価

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)
4.0
やや性急ではあるもののひとつとして工夫のないショットが存在しない。ジョニー・トーやりおる。見事な演出力。北野武の影響も感じるか。視線誘導が巧みである。右に左に手前に奥にと、観客の視線を意のままに操る。カメラの動きは、おそらく感情の動きとリンクしている。感情の停滞しているときは、フィックスに切り替わる。動くべき時は動く。モニターの使い方も良い。
二転三転しつつも大元はシンプルなストーリーでよい。
笹川パンダ

笹川パンダ