GOODNIGHT

白ゆき姫殺人事件のGOODNIGHTのネタバレレビュー・内容・結末

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 原作を読んでから、みました。
 原作をうまく表現できてたようでしたが、井上真央はもうちょっと可愛く撮ってあげてもよかったんじゃないかな。
 小説の特別カバーの井上真央がめちゃくちゃかっこよかったので。
つまり菜々緒は、綺麗だから真央ちゃんを無駄に下げなくて良かったと思う。
城野美姫は、美人だけどちょっと垢抜けないぐらいで良かった。
 まぁストーリーは、ちゃんと小説通りで良かった。ラストまでの感じも。
ただ、雅也を突き落としたのは明確に美姫ではなくてほぼ全員が両手を突き出していて美姫も例外ではなかったから、もしかしたら美姫の手が当たったのかもしれない程度、確信も証拠もないってぐらいに留めて欲しかったかな。原作もあんまり描いてないし。
でも、最後の夕子と蝋燭で交信するシーンはジーンとした。
結局、ずっーと美姫のことを信じてたのは夕子でこの事件がキッカケで2人の友情が更に深まるのってすごくいいハナシだった。ギルバートになれたね…

あと、赤星に関しては原作の方が良かったかな。
ひっそりと、クビになるっていう。

湊かなえさんってなかなか若者の心理がわかる方なんだろうなあ。

9月26日追記
やっぱり、城野美姫をあんまり可愛く描かないのはミスリードだと思う。
三木典子はあくまで、美姫に嫉妬したから一連の嫌がらせがあったわけだと思う。
覇気もない可愛くないと、三木典子が美姫からいろいろ奪う動機が薄くなる。
プラスして、美姫は実は会社中から実は羨望されているわけ。それに感じとった三木典子は執拗に美姫をいじめてるわけ。
だから、事件後、確かな証拠もないけどあることないこと言われちゃう。それは狩野も含めて嫉妬の対象として美姫を捉えてるってこと。
それが、このストーリーのキモだと思うやけどなあ。
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