SNS発信のいい加減さを描いた映画としてはかなり早いのでは。派遣のテレビスタッフの綾野剛が化粧品会社の社員の殺人事件の話を聞き取材を始める、話は関係者の証言ですすんでいくのだが。田舎町の噂話にも尾ひれがついていく。容疑者とされたのは会社の同僚の井上真央だった。最後は彼女の告白が伏線を回収していく。得体の知れないネットの噂話に毛の生えたような発信よりアナクロの手旗信号みたいなものの方が本質をついていたというのは紋切り型だけど正しいのかも。菜々緒さんはここからブレイクしていったのかな、情けない役をやらしても綾野剛は上手いな。井上真央も良かった。ワイドショーのモデルはミヤネヤかな(笑)実際こんな放送をしたら番組打ち切り、社長は辞任物でしょうね
