プリンス

モーター・サイコのプリンスのレビュー・感想・評価

モーター・サイコ(1965年製作の映画)
4.2
有難いことに、何故か最近になってフォローして下さる方が急増。今までの様な下らないレビューは考え直さなければなりません。人目が気になる訳であります。遅咲きのプリンスです。
と、ゆう訳で今回はモーター・サイコ!!ラス・メイヤー監督ですから、なんなら観なくても内容がわかる訳です。
まずは前説。砂漠の中のドロ沼で釣りを楽しむ夫婦のショートコント。砂漠でビキニの日光浴。発情した嫁、ドボンと飛び込み。魚が逃げるだろ!と怒る夫に、妻の一言。最高の獲物が掛かってるわよ!ほーっほっほっほ!!と異常なまでの大爆笑!!
何が面白い!!?
突っ込む間も無くオープニング。
妙に耳につく寺内タケシに、バイクに跨った革ジャン・グラサンの3人組登場。ここまでの妙な間が異常にカッコ良くもあり、同時に不安になる訳です。大筋としましては、この3人組のバイカー(ラッタッタ)の、レイプ&ゴーゴーダンスの珍道中であります。
メンバー紹介
1.前説ビキニの巨乳妻(発情中)
2.獣医の妻(発情中)
3.馬小屋の貴婦人(種付待ち)
4.年の差婚の鬼嫁(加藤茶)
これ、3の貴婦人以外襲われる訳ですが、2の夫である獣医さんが、敵討ちに立ち上がる訳です。4の鬼嫁と協力して、バイカー共と対決でございます。しかしこの獣医さん、誠実そうな顔してやってくれます。緊迫の銃撃戦の真っ最中に、アイタタタタ〜〜ッ!!
脚をヘビに噛まれるとゆう美味しい展開。そして何故か、突如としてプチギレ豹変。鬼嫁の頭をムンズ!と掴んで、毒を吸え!!ほら!吸えっ!!!もう一回だ!ほら!
こ、これは??
DVDを一度入れ直して見ましたが、向きは合っておりました。
この毒のくだりが、一番暴力的でありました。そしてそのまま、二日間寝込む獣医。とにかく登場人物全員の心理状態が全く読めないのは、私がアジア人だからでしょうか?
待ち伏せしてるバイカー達も、待ちぼうけですよ。寝てんだから。
最終的に引っ張りすぎ、尺不足。ダイナマイトでドカーン!で〆るしかなくなる訳です。
THE END の替わりに
トヨタ・ランドクルーザー!!
トヨタ全面協力!!
トランプ大統領、怒りますよ。
しかしながら全編に延々と流れ続けるガレージサウンドとクールなジャズ。異常に音がデカ過ぎるのと、話が絶望的につまらないのを気にしなければ、アッパレであります。セッション観て、ララランド観て、コレ観てみたらいいですよ。冗談です。肉食って寝ます。 でわまた!!
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