ヒラリー

荷車の歌のヒラリーのレビュー・感想・評価

荷車の歌(1959年製作の映画)
3.7
荷車引きに茂市と結婚したセキは姑に認めて貰う為自らも荷車を引き稼ぐようになる。
姑との同居、重労働、身籠るも子は女
姑の風当たりは更に強くなり、子も見てくれず、茂市も冷たくなる。
仕事しながら子を育てることは困難とみたセキはお遍路のように歩き、娘を育てる。
がその娘は姑とソリが合わず、広島に行く友人夫婦に奉公へ出し、その後も子を産むも姑とは険悪なまま
子を育て上げるも、稼業の人力の車引きに対して馬が引いたり、車が現れと時代は変わる。
長女も帰ってきて、姑との仲がはあまり良くなく、息子は優秀だがあまり言う事聞かず。
床に伏せがちな姑と和解するも次は茂市の浮気発覚
離縁になるかと思われたが妾を住まわせ、セキもこの家を出ないという。
内容がとんでもないのにこれが罷り通ってしまう、男性優位な時代…
昔の事を水に流して対面を赦すセキ、懐深過ぎるわ、わしには出来ん。。
我慢して我慢して耐え抜いた先の幸せだけどそこまでせんでも道はあったんちゃうかな…茂市と姑のした事が許せなくて終わり良ければ全て良しでいいのか?と思ってしまう私は現代っ子なんだな…
ヒラリー

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